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スプラトゥーン世界

スプラトゥーン世界の歴史

こんにちは、なまはむです。今回は"イカ×人間"世界が出来るまでの歴史を、ヒーローモードのミステリーファイルを元に探ってみました。

環境破壊・温暖化の影響か、海面上昇の危機に陥る地球。博士は、学会で危険性を訴るが、誰も信じない。博士は嘆く。ジャッジという猫を愛す博士は、迷いつつ彼をタイムカプセルに入れ、1万年後に目覚めるようにした。

「学会で海面上昇の危機を叫ぶも ダレも信じようとしない。このままでは人類の文明はすべて 深き海のそこに沈むであろうに 何もしらないこの子(ジャッジ君)も 生みの藻屑と 消え行く運命なのだろうか」ミステリーファイル No.25

「おお、愛するジャッジよ。ついにこの日がやってきてしまった。このカプセルは遠く10000年の先まで決して開くことはない。だが、それが本当におまえの幸せなのだろうか?私にはもうわからない...」 ミステリーファイル No.27

博士の訴えは無視され、海面上昇によって地上の生物は息絶えてしまった。海生物、そして空飛生物が生き残り、エビ、クラゲ、イソギンチャクなど、手や足・触手がある海の生物は地上へ生活圏を移しながら進化していった。
イカとタコがかなり繁栄したために、彼らは自らの時代を軟体世紀と名付ける。

海面上昇により地上の生物は息絶え、誰もいなくなった大地にイカの始祖はその10本足を踏み入れる。こうして軟体世紀は幕を開ける。ミステリーファイル No.10

イカの進化は早く、イカ年齢で14歳になると、ヒト型に変身する事ができるようになる。そして、体液が「空気に触れてしばらくすると消える、色が変わる特殊なインクのような液体」に変化し、その影響で身体の浸透圧が変化し、水に溶けてしまうようになる。
ミステリーファイルでは、スプラトゥーン世界ではかつてヒトという生き物がいた事は判明しているようである。

反面、タコは高い知能を用いてイカよりも高度な技術を使い、様々なマシンを生み出すようになる。そしてタコの中でも、ヒト型に変身する事ができるタコも存在した。

オクタリアンの中にも、ヒト型に擬態できるものがいる。運動能力に優れ、非常に好戦的。階級が高いものは頭にワカメをつけている。その怪しげな瞳な何を考えているのか?何も考えてはいないのか?ミステリーファイル No.09

↑はおそらくタコゾネスだと思われる。

博士が封印したタイムカプセルが1万年の時を経て開けられ、ジャッジが目覚める。軟体世紀ではたった1匹の哺乳類であり、魚類を捕獲・食べることが可能なので、イカ達は彼に尊敬と恐怖を抱く(イカを食べることも可能)。
そして、ここからスプラトゥーン時代まで2000年以上を生きることになる。

スプラトゥーンの時代から2000年前、イカは互いの縄張りを固辞する習性を持ち始めた。この時、既に、ジャッジ君は判定役を担っていた。
およそ2000年前の地層から発見された、最古のナワバリバトルの記録では、このころ既に、4vs4で行うなど、基本的なルールは確立していたようだ。ミステリーファイル No.4

それから2000年の時が過ぎる頃(スプラトゥーン時代の百数年前)までは、イカとタコの交流もあった。
若きアタリメ司令、そしてタコワサ将軍はこの頃からの仲で、後の大ナワバリバトルまではそれなりの関係を築いていた。

大ナワバリバトル以前は、イカとタコの種族間を超えた交流もあったようだ。
さらなる海面上昇により狭くなったナワバリを奪い合う事になろうとは、この若者たちにも想像できなかったことであろう。ミステリーファイル No.15

スプラトゥーンの時代から100年前、
さらなる海面上昇の影響でより狭くなっていくナワバリを求め、イカとタコの間で「大ナワバリバトルが開戦」した。
このバトルは1年間ものあいだ続いた。緒戦は、勤勉なタコ陣営が飾る。タコ達は自らを祝い、仕留めたイカの魚拓を取った。

大ナワバリバトルの緒戦は、タコ陣営の勝利となる。
勤勉なタコ陣営は、朝早く起きれなかったイカ陣営を難なく制圧。イカの享楽的な性分は、100年前も同じだった。ミステリーファイルNo.12

タコ陣営はその知能を使って「戦略タコツボ兵器」を開発・投入。
勝利一歩手前までにじり寄ったものの、コンセントが抜けて失敗。タコの技術力の背景には、人間の残した知識が役立っているようだ。

アゲアゲの爆音と共に現れた「戦略タコツボ兵器」はイカの本陣まで一気に進行。勝利の一歩手前までにじり寄ったものの、コンセントが外れるアクシデントで悲しき無用の長物と化す。ミステリーファイルNo.13

大ナワバリバトルでは、若き頃のアタリメ司令、ブキチの祖父(カンブリヤ・ブキノサイ)、イカ2名による伝説の部隊「カラストンビ隊」が活躍した。
ジャッジ君も加勢していたのかは定かでは無い。

アタリメ司令が持っている竹筒の水鉄砲は、当時の対タコ用イカ軍ブキであり、後のオオナワバリバトルでは皆がこれを同じモデルを使用した。
ちなみに、タコツボバレーにいる年老いたアタリメ司令の胸には4つの勲章が見られることから、当時はかなり活躍したことが伺える。

ブキノサイの残した対タコ用ブキの設計図を元に、孫のブキチがブキを作っている。
カンブリアームズという店名はブキノサイのファーストネームからとったものだと思われる。ブキチがつけているゴーグルは、祖父の形見かもしれない。

1年ものあいだ続いた大ナワバリバトルは、イカ陣営の勝利で幕を下ろす。勝敗を判断したのは、もちろんジャッジ君だったようだ。

勝利の女神は、イカ陣営に微笑むことになった。最後の決め手は、足の数というのが最近の定説である。ミステリーファイル No.14
そして終戦とほぼ同時に、ハイカラシティに巻き付いているあのオオデンチナマズが誕生する。

ナマズは古来よりエネルギー源として重宝されてきた。ハイカラシティの電力供給も、御年100歳のオオデンチナマズによるものだ。No.01

大ナワバリバトルを制し、タコ達を地下に追いやったイカ陣営は、地上に繁栄する。
旧時代の生き物「ヒト」の文化をなぞるような文化を発展させ、ナワバリバトルはある種スポーツのような存在にまで昇華された。

その後シオカラ地方では「豊漁の祝いと、さらなる海への畏れを唄った」シオカラ節が発祥。
後に、アタリメ司令の孫娘であるホタルとアオリが、ちびっこ民謡選手権でこれを歌い、優勝。それによって、シオカラ節が全イカのDNAに刷り込まれる。

シオカラ地方発祥のシオカラ節。全イカのDNAに刷り込まれているといっても過言ではない。もともとは豊漁の祝いと母なる海への畏れを唄ったものである

ホタルとアオリは、出身地の名前をとり、ユニット名をシオカラーズと命名し、活動開始。
イカ達の間でトップアイドルとなる。

一方、大ナワバリバトルに敗北したタコは、活動場所を地下に移す。ドーム状のコミューンをいくつも形成し、ドーム間はヤカン型の転送装置で移動しますうになる。(このドームが、ヒーローモードの舞台である)

ヤカン転送装置などの多くのマシンによって、オクタリアンの世界が電力不足に陥る。
エネルギー省がさらなる電力不足が予想される事を発表。地下ドームの老巧化も深刻で、市民生活はさらに厳しくなっていった。

芸術家タコランジェロが絵画「失楽園」を発表。敗戦の記憶やイカへの恨みの念が読み取れる。

大ナワバリバトルから100年が経ち、オクタリアンの存在をダレも信じなくなった頃。
タコの存在を知るほぼ唯一の存在であるアタリメ司令はNew!カラストンビ隊を結成。
アタリメ司令本人に加え、孫娘でありシオカラーズであるホタルとアオリを隊員に任命し、ハイカラシティー地下「タコツボバレー」で、タコ達を警戒していた。

そして、ついに限界が近づいたタコ達は、タコワサ将軍とともに逆襲を開始。ハイカラシティの電力の源であるオオデンチナマズとデンチナマズを奪取、地下世界に逃げ込む。(皮肉にも、ハイカラシティにダメージは無かった)

オオデンチナマズの誘拐と、プレイヤーの訪れが同時だった事をいいことにに、アタリメ将軍はプレイヤーを「New!カラストンビ隊」の隊員3号に任命。
デンチナマズの奪還と、タコワサ将軍の退治を依頼する。

この時、奇しくも旧カラストンビ対の隊員数と同じ4人が、「New!カラストンビ隊」としてタコ陣営に立ち向かうことになる。
そして、ヒーローモードへ。

イカ達が「カミ様」と拝めるFAX機については、ゲーム内ではほぼヒントが与えられていません。
が、マイナビニュースさんによるインタビューにおいて、製作陣のお二方がこう発言しています。

井上 : イカたちが暮らしている1万2000年後の世界に、これまでのフェスのお題になった「午後の紅茶」や「赤いきつね」と「緑のたぬき」はないんですけれど、
今の世界で発信した電波がゆっくりと跳ね返ってきて、6000光年くらい向こうに行ってから、跳ね返ってきて受信したみたいなイメージです。

野上 : ボイジャーみたいな探査機のなかに発信器が積まれていて、地球からはどんどん遠ざかって行っているんですけど、そこからちょっとずつ電波が飛んできて、
「ミルクティーとレモンティー、どっちが好き?」みたいな、しょうもない質問が送られてくる。
イカたちはよくわかっていないけれど、聞かれたからには何となく答えておこう...みたいな感じで、フェスに参加しているんだと思います。

と、分かったのはここまででした...。
でも、スプラトゥーンの世界の歴史はだいぶかけたかな、と思います。

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